こんにちは、四葉静です。
父が入院した時に看護師さんからBicボールペンを渡され、その書き心地の良さに圧倒されました。
しかし最近の私は手先が三菱Jetstream(ジェットストリーム)に慣れてしまい、あらゆるボールペンにジェットストリーム替え芯を装着する改造作業に勤しんでいます。
今回はBicの四色ボールペンもジェットストリーム化してしまったので、その作業内容や顛末を語らせて頂きたいと思います。
ちなみに湘南ベース的なノリで改造すると遭遇することが多いですが、今回も改造自体には成功したものの、私の使いこなしが不十分なために結局役立ちませんでした。
ただし大いに役立つ方々も多いかと思いますので、改造作業の顛末を語らせて頂きたいと思います。
奥さんも所持していたBic
Bicボールペンに関しては先の投稿記事の通りで、もう付け加えることはないでしょう。多色ボールペンの始祖鳥とも言えるような、大変に歴史ある商品です。そして現在でも販売されていて、利用者も多いことから人気の一端を伺うことが出来そうです。
ちなみに我が家のゼルダ奥様も、Bicの四色ボールペンを所持していました。
また人気が高いことが伺えそうな事柄としては、冒頭画像のようなサンエックス社コラボ版Bic四色ボールペンが存在します。
これはAmazonや楽天では販売されておらず、なんでもロフト(セブンイレブン)限定取り扱い商品なのだそうです。
Yシャツの胸ポケット用
そもそも病院の看護師さんから渡されたように、持ち歩くのに便利であって、さらに適度な太さのボールペンです。
これはシャープペンシルが付属していない恩恵だと思いますが、モンブランのマイスターシュテュックの代わりとして、Yシャツの胸ポケットに収納することも可能そうです。
試しに0.7mm芯に交換してから使ってみましたが、たしかにマイスターシュテュックと交換して利用するという案も、悪くないと思います。
いざ改造作業
ところで皆の気になるのは、「私がどうやってジェットストリーム替え芯を装着可能にしたか?」かと思います。
今回は作業の順に従って説明させて頂くことにしましょう。
爪楊枝で接続準備
ある意味で挑戦意欲が湧く話ですが、無改造のままのプラスチック製ジェットストリーム替え芯(リフィル)だと、替え芯の長さが不足しています。したがって何らかの方法で芯の長さを延長する必要があります。
そしてこの時に注意しなければならなのが、シャープペンシルが付属していないとは言え、替え芯の回りにセロテープを貼ることが出来ないという問題です。
延長軸をセロテープを貼って貼り付けようとすると、テープが邪魔で装着出来ないのです。
そのために考案したのが、替え芯(リフィル)の内側に爪楊枝を装着することです。これならば替え芯を装着する時に、周辺とぶつかって本体装着できないリスクを回避できます。
ちなみに延長軸には、三菱ジェットストリームのペン先保護パイプを再利用しています。
今回はこの方法が使えなければ、おそらくBicボールペン本体は使えなかっただろうと推察する次第です。上記の画像を、少しだけ拡大した画像もアップしておくことにします。
第2段階は穴あけ
ボールペンで注意しなければならないのは、空気の補充です。替え芯(リフィル)の後ろを完全に塞いで真空パック状態にしてしまうと、気圧の関係でインクが出なくなってしまいます。
上記の画像は空気穴を確保するため、安全ピンで穴を開けている様子です。これによって文字を書き込んでいる最中に、急にインクが出なくなってしまうといったトラブルを防ぐことが出来ます。
第三段階はペン先にテープ貼り
先の記事でも紹介しましたが、ボールペンのペン先部分の穴は、高級ボールペンであっても “遊び” が大きくてガタつくことがあります。
ジェットストリームの4+1(シャープペンシル)多色ボールペンでも同様です。
このガタつきを防ぐために、上記のようにペン先にセロテープの切れ端を巻くのです。そうするとボールペン本体の軸穴と替え芯のペン先の “遊び” が小さくなり、ガタつきが減少します。
私の場合はペン先がグラグラすると、文字もぐらついてしまいます。少し “みみっちい” 気もしますが、おかげで快適に書けるようになります。
実際に使った感想
さて実際に使ってみましたが、使い勝手は頗る良かったです。
ただし問題は、私がペン先を引っ込め忘れることがあるという点でした。このためにYシャツの胸ポケットを収納場所にしようとすると、ペン先からYシャツにインクが流れ出てしまい、汚れたYシャツとなってしまいます。
これは私だけの問題ではなく、前の上司も同様でした。そのために彼はクロスのボールペンで、 “消えるインク” を使っているのだそうです。
残念ながらジェットストリームの書き味で ”消えるインク” を実現する替え芯(リフィル)は存在しないため、胸ポケットに入れて利用するのは諦めることにしました。またジェットストリームのボールペンは、ベルトに付けた携帯電話ホルダに引っかけることで、常に持ち歩けるようにしました。
こうなって来ると書きやすさの勝負になるのですが、なぜか太軸の三菱鉛筆ジェットストリーム4+1(シャープペンシル)ボールペンの方が、文字を書きやすかったです。
このためBicボールペンに三菱ジェットストリームを入れて使用するのは諦めることにしました。
ちなみに余談になりますが、替え芯を改造したBic多色ボールペンは子供に持ち去られてしまいました。
なんでもロフトからコラボ商品として販売されていた “すみっコぐらし” 版ボールペンだったので、非常にお気に入られてしまったようです。
まとめ(4+1が最適解)
そういう訳で首尾よくBic多色ボールペンの三菱鉛筆ジェットストリーム化は無事に成功しましたが、使用するのはMikanお嬢様という結果になってしまいました。
ただし私にとってはベルトの携帯電話ホルスターに4+1多色ボールペンを装着するのが便利で、「4+1が最適解」となります。
私がペン先を収納し忘れる迂闊者でなければ十分な戦力として役立ったくれそうだったので、残念です。
まあ認めたからといって治る弱点でもありませんし、ともかく最適解である4+1多色ボールペンを利用することが出来ます。
そんな訳で本サイト更新も程ほどにして、メモを取る作業を続けたいと願うのでした。
今回はここらで終了させて頂きたいと思います。
それでは、また。