こんにちは、”弱虫ペダル” の小野田坂道君に親近感を感じる四葉静です。
先日は身近な人たちの結婚に関する「出会い」を紹介してみました。
- 私や友人が結婚した相手との出会いのキッカケ(後輩達は高校時代の友人)
その後なんとか無事に、我が子の一学期が無事に終了しました。
少し会話する機会があったのですが、これからの真夏の炎天下でも、再び境川サイクリングロードを走りたいと言われました。
- ウキペディア:神奈川県道451号藤沢大和自転車道線
(境川サイクリングロードの正式名称です)
- 子連れでNanooとDahon EEZZ D3で輪行(2回目)
そういえば過去にカップル成立を手伝うために、このサイクリングロードから江の島へ出て、さらに三浦半島の城ヶ島まで遠征したことを思い出しました。
そういう訳で、今回は会社関係に絞って、私から見た「出会い」の傾向変化(職場結婚 –> 会社結婚)を語ってみたいと思います。
最初は職場内結婚ありき
何も考えずに勉学に励み(大うそ?)、無事に大学を卒業して会社に就職しました。
そして理系とかそういうことは関係ないかもしれないですけど、自分の部署と隣の部署とか、別の部署に変わった名字の人が二人いることに気付きました。
与那国とか四葉(これも珍しいですね)とか、そういう名字です。3組ぐらい存在したので、さすがに何か事情があると察しました。
そう、彼ら/彼女らは「ご夫妻」だったのです。
当時は会社でも結婚と同時に、奥様は旦那さんの姓に切り替えるのが一般的でした。
ただし結婚したら同一グループ(係)だと仕事や私生活に悪影響が生じかねないので、例えば捜査二課から捜査一課に所属変更するような人事異動が慣例となっていました。
だから同じような名字の人が、近所で二人も存在していたのですね。
ちなみにどーでも良い話ですが、私は旦那の部下だった後に、奥様の部下になったこともありました。
あんまり最近では見かけなくなりましたが、昔はそういう時代でした。
昨年一緒に飲んだ先輩たちが、最後の「同じ職場での結婚カップル」でしょうか。
そして職場間結婚の時代へ
その後の時期にやって来たのが、インターネット時代の幕開けを象徴するかのような「職場間結婚」です。
私のいた部署の部長さんが、大変に良い人でした。そして部長秘書さんが、結婚しないで三十路近い歳に近づきつつあり、密かに心を痛めていました。
今となっては「何それ?」という感覚ですけど、昔はそういう時代でした。それに「セクハラ」なんていう言葉も存在しませんでした。
で、何が起こったかというと、部長たちが相談して「彼女の趣味は自転車(バイク)なので、同じ趣味で良さそうなヤツはいないか?」という人探しになりました。
そして催されたのが、「他事業所間との合同サイクリング会」でした。
当時の私は20歳代の若者で、ちょうど普通のドロップハンドルのロードバイクから、Panasonicの本格的ロードバイク乗り替えた時期でした。(中古ですけど)
そういう訳で私とスポーツが得意な後輩(彼に私のバイクを貸した)が、お姉さま(部長秘書)と一緒に合同サイクリング会へ参加し、三浦半島の城ヶ島を目指すことになりました。
ちなみに合同になった表向きの理由は、「マグロの兜焼きを注文するには人数が必要」だからでした。
(なんか部長に、出張報告みたいに参加報告をレポートしたような気が… )
それにしても今にして思えば、懐かしくて楽しい記憶です。やっぱり旅は一人よりは二人、二人よりは三人の方が楽しいというのは、その通りですね。
ただし私の後輩は、そういう訳にはいかなかったようです。スポーツマンでオートバイ乗りでしたが、ロードバイク(自転車)は勝手が違いました。
このツーリングの前に「江の島」から「小田原」まで二人で「練習」したのですが、三崎港手前の坂を登る脚力が残っていませんでした。
この時に彼の背中を押したのが、元部長秘書さんの旦那サマです。まさに弱虫ペダルのように、後輩を押しながら坂道を登る姿は、実に良いパフォーマンス?でした。
そして二人はめでたく結婚へゴールインし、すぐに元気な赤ちゃんも生まれました。
ただし私の後輩は、二度と自転車に乗らなくなってしまいました。
(彼はスキューバダイビングの道を選び、そこで知り合った女性で結婚しました。今では三人のパパさんです)
それからメールが普及するようになり、部署間での結婚というケースが増えて来ました。
ちなみに私の所属部署の秘書さんは年下でしたが、彼女は別部署の先輩と結婚しました。これはメールや携帯電話の発達に起因するものであり、私が甲斐性ないからでは無い… と思います。多分。
最後は同期入社結婚へ
そうこうするうちに、会社には「平成生まれ」が入社するようになりました。
それ以降に入社して来た者たち数名と接する機会があったのですが、皆さん同期入社組で結婚しました。
つまり入社を機会に知り合い、それから交際を続け、数年後に結婚へ至ったという訳です。
最近は職場結婚が減ったという話を耳にします。と、いうか、私の職場はオジサマ/オバサマばかりです。若手が少ないので、どうしても「選択枝」が限られてしまいます。
「鶏が先か卵が先か」と、どちらが最初(原因)という議論もありますが、少なくとも同期入社結婚というのは悪くない選択かと思います。
考えて見ると大学時代って、皆であれこれと「共通の事柄に取り組む時間」が多くは無いですよね。
これだと、どうしてもお互いのことが深く知る機会が減り、カップルも成立しにくくなってしまいます。
同期入社結婚が増えているのは、私の所属する会社だけでは無いでしょう。
まとめ(高齢者多し)
若い人でも「職場結婚」というのはご存知の方が多いかと思います。私の両親は会社の登山同好会がキッカケだったそうですけど、同じ職場といっても構わないような関係だったとのことです。
しかし最近は高齢化が進みました。”職場恋愛禁止ルール” 以前に、そもそも職場で彼氏/彼女を見つけるのが難しくなって来てす。
そう考えると、「新・日本男児と中居」で貴乃花さんがコメントしていたように、ブログで婚活するとか、「新しい形のお見合い」というパターンも増えそうな気がします。
- 前田裕二さんがTV番組(女性こそ結婚に恋愛は不要)で使ったモレスキン
なかなか大変な時代になって来たということでしょうか。
とりあえず父親としては、今から子供がロードバイクを乗れるようになるように、英才教育しておきたいと思います。(^_^;)
それでは、また。
P.S.
そういえば10年くらい前ですが、職場の先輩が元副部長秘書と結婚しました。数十年ぶりに機会があって再会し、それで結婚することになったそうです。
(細かい事情はどうでも良いでしょう。ともかく悪いことではないですし、私にとっては大切な二人です。後輩と一緒に、元部署一同でお祝い色紙を作成しました。なんか感動して泣いて喜んで貰えたとか、風の便りで聞きました)