湘南文庫ではiPad利用者が多く、多くの出版物はiPadを利用して作成されています。(2020年10月6日時点)
このほど出版した「iPad版WordでKindle出版」は、iPadによる電子書籍Kindleの原稿作成から出版までを紹介した本です。
本書に関してご不明な点やご要望がありましたら、巻末に記載されたアドレスへご質問やご要望を頂けると幸いです。
iPad版の出版の背景
最近はiPadでもライブ変換が実装され、日本語入力の快適性が向上しました。
パソコンと異なり、iPadは数秒で原稿を作成開始できるという特長があります。特にiPad Proの顔認証は便利です。
そしてMicrosoft Wordに慣れた方が多いことを考え、Wordでの原稿作成からKDP (Kindle Direct Publishing) までを紹介する本を出版することにしました。
iPadの持ち運び方法
これは「iPad出版」カテゴリーでご紹介する話かもしれませんが、現在は冒頭画像のように利用しています。
もともと筋金入りのiPadユーザーなので、iPad Airを本体カバーに固定して、ノートパソコンのように開閉できるキーボードを持っていました。
それに12.9インチiPad Proと、Apple Magic Keyboardを合体させている訳です。(さすがにiPad Proは着脱可能)
この合体キーボードのおかげで、電車の中でも快適に原稿作成が可能になっています。オフィスでの持ち歩きも容易です。
残念ながらApple Magic KeyboardをiPad Air本体カバーに貼り付けている関係で、ノートパソコンのような開閉は不可能になったいます。またカバンに入れて持ち歩く時は、少し不便を感じます。
ただしMagic Keyboardを本体ケースに固定しているおかげで、安定してキーボードを叩くことが出来ます。もちろん私のように変な真似はせず、本体ケーズに付属しているキーボードを利用するのが理想です。
ただし… 長時間利用する場合は、少しでも使い慣れた標準サイズキーボードが嬉しいです。かと言って、Apple純正品はオシャレなものの、お値段も大変に宜しいです。
それでまあ、このような使い方になっている訳です。見た目は少し「アレ」ですけれども、実用性はダントツです。
おまけに元々はiPad Air 3で外出した時の原稿作成用として開発したので、12.9インチiPad ProだけでなくてiPad Air 3でも利用可能です。
11.1インチiPad Proや10.5インチiPad Air用のキーボードは少しキーサイズが小さいので、入力に手間取るという人もいます。
そういった方々にも、このアプローチは一助になるかもしれません。
原稿作成のコツ
さてiPadでもライブ変換が導入され、Pagesも機能充実して「iPadのパソコン化」が進んでいます。
ただしスマホ用のプログラムを改修している影響か、iPad用に新OSを開発したばかりが原因なのか、動作の安定性がイマイチです。
具体例としては本書でも紹介しているように、ライブ変換が不安定になったり、ファイルが添付やアップロードできなくなるケースが散見されます。
このような時はスマホと同じで、いったんWordなどを終了させてみると改善することが多いです。パソコンだと終了/再起動には時間を要しますが、スマホやiPadは瞬間的に作業できます。
銀行の基幹システムに使用するメインフレームコンピュータではないので、まあこんなものでしょうか。
まとめ
と、いう訳で、iPad版Wordによる電子書籍Kindle本の原稿作成から出版までを紹介した本を出版しました。
おかげでノートパソコンを使う機会は旧式プリンタでの印刷程度に限定され、大変に重宝しています。
それでは今回は、この辺で。ではまた。
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記事作成:よつばせい