【東京見物】質素なマイホームと豪華ホテル(東京ベイコート倶楽部)
人生設計という言葉があります。
しかし思い通りに行かないのが人生というもので、想定シナリオの斜め上を行く日々を送っています。
- 想定プランA:米国を拠点として仕事をして、最後は名探偵金田一耕助のように米国で行方不明になって終わる
- 想定プランB:日本を拠点として仕事をして、質素なマイホームに住んで、慎ましい休日を過ごす
- 想定プランc:日本を拠点として仕事をして、質素なマイホームに住んで、豪華な休日を過ごす
- 想定プランD:日本を拠点として仕事をして、豪華なマイホームに住んで、慎ましい休日を過ごす
恐ろしいことに現在のヒツジ執事よつばせいは、なんと “プランE” になりつつあります。
- プランE:日本を拠点として仕事をして、豪華なマイホームに住んで、豪華な休日を過ごす
もちろんこの “プランE” を実現するには、相応の収入が無いと不可能です。
それなのに少ない収入で、TOEICスコア950を越えるために多大な投資をして、さらに子供を私立小学校へ通学させています。おまけに家族の誰も出費を抑えようとしません。
当然の結果として、老後の蓄えが湯水のように消費されつつあります。
このような状況で、奥さんが東京見物をしてホテル宿泊したいと言い出しました。
彼女は無駄遣いをする性格ではないですけれども、金銭感覚が無いです。そもそも家計という概念をお持ちでないです。このような人間はドラマや小説の中だけの存在かと思っていたら、本当に実在するんですね。結婚して、初めて知りました。
さてこのような我が家の状況なので、なんとか「最適解」を見出さねばなりません。ブログでの収入アップを期待してホテル予約するのは、「取らぬ狸の皮算用」です。甘過ぎます。
そこで今日は家族への説明も兼ねて、どのようなプランが考えられるかを紹介したいと思います。
東京ベイコート倶楽部に宿泊
“最適解”とか言いながら、いきなり究極奥義です。
東京ベイコート倶楽部とは、エクシブやサンメンバーズといった会員制ホテルで有名なリゾートトラスト社の都市型ホテルです。最近は我が家の奥様に限らず、大都市でリゾート生活を満喫したい方が多いのだそうです。
そこに目を付けて建設されたのが、東京ベイコート倶楽部です。冒頭画像のボールペンは、倶楽部の会員に無料配布されたものだそうです。アウロラのオプティマという、文具ライターの小日向京さんが高く評価する高級ボールペンです。
実はその中でも「ジュエリーコレクション」と呼ばれる、ワンランク上の製品です。「TOKYO BAYCOURT CLUB」と刻印されているボールペンということもあり、幸い破格値で中古品を入手出来ました。
このボールペンに興味のある方は、ヤフオクなどのオークションサイトを閲覧してみると良いです。たくさん出回っており、お手頃価格で入手できるチャンスもあります。(ヒツジ執事はキングダムノートさんという筆記具店で購入しました)
そうそう、ホテルに興味をお持ちの方には、ヒツジ執事もお世話になったALIVEさんの記事をご紹介します。
ともかくこういった点からも分かるように、超高級なサービスと場所と部屋です。伝説コンシェルジェの前田佳子さんが勤務なさったこともあるホテルです。彼女が著書で紹介していたように、料理代が25万円だったステーキ店を「最高級なものが欲しいと言ったのに、安過ぎる!」とコメントするような人々も宿泊します。
というか、このクラスのホテルになると「ジャンボジェットを買って帰りたい」と、ホテルに相談なさる方もいるのだそうです。なかなか高級ホテルというところは、庶民には興味深い世界のようです。
さてこの東京ベイコート倶楽部は開業時には会員権が数千万円で販売され、年会費も払う必要があります。ただしその分だけ、超高級ホテルとしてはリーズナブルな価格で宿泊することが出来ます。そして裏技として、先のエクシブの会員権で宿泊することが出来るのです。
エクシブの会員権や年会費も相当ですが、東京ベイコート倶楽部よりはワンランク下がります。そしてエクシブの会員権は、ALIVEさんのような認定会社から中古物件を購入することも出来ます。(ただしゲスト料金となるので、エクシブ会員権で宿泊すると割高になります)
東京ベイコート倶楽部のWebサイトでは会員権の購入者さんへのインタビュー記事が掲載されていますが、多忙で旅行に行けないお医者さんが利用なさっているのだそうです。それだけ働かざるを得ないからお金に困らないという点も想像を絶しますが、快適さも想像を絶するほど素晴らしいようです。
ヒツジ執事よつばせいはエクシブやリゾーピアしか利用したことがありませんけど、それでも大変に満足しています。それよりも快適なホテルとは、一体どんなものなのか大変に興味あるところです。お金に余裕があれば、一度は泊まってみたいものです。
ちなみにエクシブやリゾーピアは、企業やそこの健康保険組合が法人会員となっているところもあります。たとえば日産自動車さんが該当します。
トラスティ東京に宿泊
さてヒツジ執事は小心者なので、東京ベイコート倶楽部ホテルに宿泊するにはお財布だけでなく、勇気も必要となります。そんな私への救いなのか、東京ベイコート倶楽部のすぐ脇に「トラスティ東京(ホテルトラスティ東京ベイサイド)」という施設もあります。
こちらは誰でも宿泊可能で、エクシブ会員権があれば20%引きで宿泊できるのだそうです。冷静になると「こんな料金を支払って都内宿泊?」という気になりますが、東京ベイコート倶楽部を見た後だとリーズナブルに思えてしまうのが不思議です。
ホテルの雰囲気は、先のALIVEさんが分かりやすいかと思います。
キッザニア東京へ行くために前泊する場合に利用されたりするとのことで、なかなか賑やかそうな気がします。ヒツジ執事としては、悪くないホテルだという印象です。
サンメンバーズのホテルに宿泊
さて「宿泊できればそれで良い」というポリシーならば、サンメンバーズ東京新宿というシティホテルがあります。
ここもエクシブやサンメンバーズの会員でなくても宿泊可能です。というか、エクシブや通常のサンメンバーズ会員権では宿泊できません。何でもエグゼクティブクラブとオーナーズクラブという会員権が必要なのだそうです。
リゾートトラストが創業時に始めたホテルなので、相当年季が入っています。しかし立地は素晴らしいですし、サービスも悪くありません。そして何より、食事が「元エクシブの料理長」です。何でもわざわざ食事にやって来るエクシブ会員もいるのだそうです。
リゾート感覚で泊まることは出来ませんけど、何かの都合で都内宿泊が必要な場合には良いでしょう。ただし残念ながらヒツジ執事は弟のところに押しかけて宿泊できるので、サンメンバーズ東京新宿を利用する機会は全く無さそうです。
こちらもALIVEさんの現地レポートが分かりやすいです。
その他のホテルに宿泊
世間知らずのヒツジ執事ですが、仕事で椿山荘へ赴くことがあります。ザ・プリンスパークタワー東京ホテルに行ったこともあります。IT企業や調査会社のセミナーは、ホテルで開催されることが多いです。
親父さんは帝国ホテルを利用したとのことです。総理大臣が利用することもあるとのことですが、一度行ってみたいものです。
ウェスティンでの披露宴に招待されたこともありますし、やはり東京には良質なホテルがたくさんあるかと思います。
まとめ (やっぱり出不精))
こうやって考えて見ると、都内のホテルに宿泊するというのも悪くないかもしれません。
しかしヒツジ執事は東京都まで自転車で数分のところに住んでいます。都内からタクシーで30分程度で帰宅出来るので、自宅が一番だったりします。東京ベイコート倶楽部オーナーのお医者さんよりも労働環境は過酷で、年中無休です。
リゾートよりも睡眠が欲しいです。都市型リゾートというのも悪くないと思いますが、やはりマイホームが一番でしょうか。
(エクシブ初島はヘリで往復できるので、ちょっとだけ魅力的だったりする)
取り留めなくなって来たので、今日はこの辺で。では。
P.S.
そういやウェスティンで披露宴に招かれた時、座席表には「新婦上司」と書かれていました。つじつま合わせのために書かれたそうですが、ちょっと驚きましたね。
(というか、新婦の配慮かもしれません。出来た子です。今でも子供二人いるのに元気そうに仕事しているので、何よりです)