横浜の青葉台「しま村」のお持ち帰り鰻重、かなり大満足でした

横浜の青葉台のしま村の持ち帰り鰻

やっぱりお店で食べるホカホカのウナギには敵わないというのが率直な感想です。

ただし義母と奥さんには大好評であり、もしかすると今後も「お持ち帰りウナギ」(テイクアウト)が続くことになるかもしれません。

今回は実際に横浜の青葉台の「しま村」で「お持ち帰りウナギ」(テイクアウト)の鰻重を頼んでみた感想をレポートさせていただくことにします。

電話注文

さて「しま村」のホームページを参照することにより、注文方法は分かっていました。

うちは駅徒歩数分で、電車で青葉台までは10分くらいです。お昼にたべたいと思い、11時30分出来上がりで注文してみました。

注文するために真っ先にすることは、電話をかけることです。「受け取りの1時間前」を満たすべく、10時15分頃に電話してみました。

「あの、特上2つと…」

お店も忙しい時間帯だったようで、10回くらい呼び鈴がなった後で、ようやく電話が繋がりました。ここら辺は「かごのや」とか大衆店とは異なるところです。「相手が出るまで気長に待つべし」は鰻屋へ電話する時の鉄則です。

幸いにして11時30分に鰻重3尾というのは、全く問題ありませんでした。

電話をかけた後で仕事を続けながら、11時3分に自宅出発、11時8分に電車発車、11時23分に青葉台へ到着となりました。

なお最近は大丈夫かと思っていたら、電車が若干遅れていました。朝のラッシュ時間の影響で電車が遅れるのは、今でも田園都市線の宿命なのかもしれません。

冷めた鰻重

さて出前館の場合には、出前する人が厨房付近で待機して「ホカホカ」な鰻重を配達しています。

ただしお持ち帰りの場合は店頭で受け取るということもあり、出来上がってから少し時間が経過しています。手に持った瞬間にアツアツという訳には行きません。

ここら辺は、お持ち帰りうなぎの宿命でしょう。ただし藤沢みのるうなぎ並みの温かさになっている点は、少々驚きました。

作り手の考え方次第ですけれども、お弁当にした後は保温していません。無理に保温すればふにゃふにゃ感が生じかねないので、ここら辺は仕方ないかもしれません。

ちなみにどうも青葉台店ではカードリーダーに問題があるようで、私の楽天カードは1度はエラー表示となります。同じ「しま村」でも日吉高田本店は一回で通りますし、一昨日は横浜野田岩でも問題なく使えます。

お店の方からは私のクレジットカードを作り直すように言われましたし、その通りかもしれません。しかし他店では問題なく使えているので、青葉台「しま村」のカード読み取り機の方にも問題があるのでしょう。

横浜の青葉台の「しま村」お持ち帰り鰻

ちなみにこちらが「しま村」の鰻弁当です。野田岩には及ばないものの、けっこう雰囲気があって良いです。

またタレも付いているし、肝吸も付いています。ここら辺の心配りも嬉しいです。

ともかく時間が勿体ないです。鰻重の弁当をテイクアウトすると、早速お店を後にしました。

もちろん安全第一です。気がせいているとはいえ、走ったりはしていない… と思います。

(うん、このあたりは記憶が曖昧です。一刻も早く食べたい鰻重を持っているので、記憶が曖昧なのは仕方ないですね)

いざ鰻弁当

さて11時44分の電車に乗り、12時ジャストに帰宅することが出来ました。

特に温め方に関する説明がないので、横浜野田岩のお持ち帰りウナギの蒲焼を参考に考えることにします。

とはいえ、勝手がわかりません。1分程度の電子レンジは問題ないハズですけれども、30秒ほど温めました。

横浜の青葉台「しま村」のお持ち帰り鰻

30秒という判断は良かったです。鰻弁当の中には、鰻屋のお新香と違って「奈良漬」が入っていました。

いい加減に温めてはいけませんね。さっそく美味しんぼの海原雄山のような奥さまからチェックが入りました。

「奈良漬は大好きだから嬉しいけれども、温めると匂いがして困るの。お弁当を温める時は、きちんと中味を確認するようにね」

もっともな指摘です。別に海原雄山でなくても、そのように指摘する人は多いでしょう。

うん、私がいい加減なのです。一刻も早く鰻重を食べたいという気持ちと、なんか開けるのが恐れ多くて、電子レンジへ直行させてしまったのです。

ともかく三人分の鰻重なので、全部で1分30秒です。アツアツにしても食べにくいですし、さっそく食べ始めることにしました。

お持ち帰り鰻重の実力

さて興味深いことに、この鰻重はお店とも違うし、東急百貨店たまプラーザ店の「しま村」お持ち帰り店とも違っていました。

表面がしっかりと焼けている感は、きちんと残っています。しかし全体に、「カリっ」とした感じです。おそらくウナギに詳しい方がコメントしていたように、脂が落ちてしまったというところでしょうか。

ただしこれこれは、「アリ」と言えそうです。少なくとも義母と奥さまは、「中身がふわふわで美味しい!」と言いながら食べ進みました。

特に義母は「脂が乗っていて大変に美味しい」と大満足です。

野田岩に慣れてしまった私からすると、前々回に青葉台店で食べた時のように、皮の後ろに残っている脂が少し多めのような気がします。が、義母には満足できる味だったようです。

私としては、わざわざ我が家までお越しいただいた義母のために購入した鰻弁当です。横浜の青葉台「しま村」の本日担当の職人さんには、うなぎの蒲焼の焼き方に感謝するばかりです。

そうそう、一つだけ残念だったのは、私がチョンボして「串焼セット」を注文し忘れたことです。

レバー、肝焼き、兜焼き、ヒレ焼き、つくねの5本セットは、普通の鰻屋では食べることが出来ません。野田屋調理士紹介所から派遣されている職人さんのいるお店にしても、ここまで出来るのは「しま村」だけです。

ちなみに奥さまは「特上だと量が多くて食べ残してしまう。今度は小さな鰻でご飯減らそう」と、おっしゃいました。

… つまり、次回も義母などがやって来た時には、「お父さん出前館」の出動となるらしいです。横浜の青葉台「しま村」には再びお世話になる機会があるということで、その時には忘れずに串焼き5本セットも注文させていただくことにしましょう。

まとめ

実際に横浜の青葉台の「しま村」で「お持ち帰りウナギ」(テイクアウト)の鰻重を頼んでみた感想です。出来上がって時間経過してしまった東急百貨店たまプラーザ店「しま村」の持ち帰りうなぎの蒲焼とは違いますし、お店で食べるアツアツの焼き立てとも異なります。

これは職人さんが、冷めても美味しく食べることが出来るようにと工夫しているのかもしれません。味に敏感な奥さまが、残って冷え切った鰻重を喜んで食べていました。

残念ながら麻布の野田岩本店の出前や、出前館のように保温容器に入った「まさに出来たての鰻重」とは異なりますけれども、十分に美味しく頂くことが出来ました。

もしかするとコンセプトが野田岩と違って、「アツアツでなくても美味しくいただける鰻重」を目指しているのかもしれません。次の画像のように、容器は上質だけれども紙製です。あえて「保温性に優れたお値頃のポリ容器」は使っていないように思えます。

しま村のお持ち帰り鰻弁当

なお結論としては、私だけならば近所のスーパーにある「野田岩レトルトパックうなぎの蒲焼」で十分に満足できますけれども、家族や接待用には「しま村」うなぎ弁当のお世話になることが増えそうです。

まあ私も適当な外出運動になるし、電車は空いているし、今の季節は窓も空いています。

お持ち帰りうなぎ(テイクアウト)、なかなか悪くないかと思います。(お嬢様が「初めてのお使い」してくれる場合には)

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:よつばせい