横浜の野田岩本店へ最短時間で到達した時のアクセス経路
横浜の野田岩本店は、横浜駅から少し離れたところにあります。徒歩で約8分とのことです。初めてだと、心細く感じる人もいるかと思います。
そこで今回は、横浜の野田岩本店へ行くためのアクセス経路を紹介させて頂くことにします。
(いや私自身が方向音痴でして… どこでも初めての場所は、間違えること多いです)
第1ポイント:横浜駅
横浜育ちの人は「浜っ子」と呼ばれます。私の奥さんは、生まれも育ちも横浜です。
そういう人は、目を閉じていても歩けるかもしれません。しかし隣にある藤沢市の幼稚園から記憶の始まっている私には、そんな真似は出来ません。
今回は相鉄線の特急電車で横浜駅へ到着したので、使う人の少ない相鉄線の改札口から出ます。
田舎者の私は、横浜駅の人混みの中では速く歩くことが出来ません。それに駅構内をUターンしなくて済む分、野田岩が近くなります。
改札口を出ると、まずは右方向に曲がって駅ビルから脱出します。そうすると道路がL字型に曲がっているので、道なりに歩いていきます。
誰もが名前だけは知っている横浜駅ですけど、駅を出た直後から落ち着いた… 寂れた雰囲気の飲食街になります。なんか「いかにも横浜通」といった気分になれるので、実はけっこう気に入っている道です。
しかし寂れた雰囲気はココだけです。川が見えると、一気に視界が開けて来ます。次の画像の左側に写っているのは橋です。
実は横浜駅というのは、非常に海に近いところにあります。この川も運河と説明した方が良いかもしれません。
ともかく、目指すはビ横浜ビブレと呼ばれる黄土色の巨大ビルです。このビブレの入口をかすめるように川沿いに突き進み、信号(内海橋)のある大通りへ出ます。
第2ポイント:内海橋
もしその信号(内海橋)が青だったら、渡ってしまいましょう。そうでない場合は、大通りを左側に曲がります。つまり駅から離れる方向です。
もしJR線、京浜急行線、横浜市営地下鉄線で横浜駅へ到達した時は、目印は次の画像にあるタワーです。麻布の野田岩本店は東京タワーに近いですけれども、なにかとタワーと縁のある鰻屋というところでしょうか。
なお安全第一です。無理に内海橋で大通りを渡る必要は全くありません。それに鰻屋へ急ぐあまりに事故に遭っては、本当に「(鰻の)身も(重箱の)フタもない」話になってしまいます。
ともかく横浜ビブレも、このタワーの近くにあります。内海橋を渡るにせよ渡らないにせよ、横浜ビブレが面する大通りに沿って、駅から離れる方向で歩きます。
… そういえば、大通り沿いの川の反対側(つまり横浜ビブレの川向う)には、浜っ子には有名だった「ハマボウル」があります。
昔はスケートリンクがあって、駅近でスケートを楽しめました。もう遥か以前になりますが、まだか弱くて、スケートの得意でなかった奥さんの手を引いたという思い出も残っています。
今となっては、本当に懐かしい思い出ですね。うん。
第3ポイント:一の橋
さて気を取り直して大通りを歩いて行くと、次の信号に出くわします。今度は海とは関係なく、「一の橋」という平凡な名前の交差点です。
内海橋の交差点で大通りを渡れなかった人は、絶対にこの一の橋の交差点を渡る必要があります。
目印は茶色い河合塾のビルです。
一の橋の交差点を渡ったら、大通り沿いの川も渡るようにします。つまり河合塾やハマボウルの存在する側の川岸へ移動するという訳です。
渡り終わったら、再び駅から離れる方向へ歩き出します。ここまで来れば、あと数分の辛抱です。もう鰻重は、目と鼻の先です。
川沿いを、落ち着いて慎重に歩きます。川沿いのバイク駐輪場が見えたら、もうすぐです。
ちなみに一の橋と次の橋の間にはT字路が3つあります。(川沿いだから、十字路はあり得ませんね)
そのうちの2つ目を右に曲がります。というか、川沿いの道なのだから、右にしか曲がれませんね。
第4ポイント:川沿いを右折
念のために紹介しておくと、右に曲がると次のような景色を見ることができます。
はるか… はるか遠くに、横浜の野田岩が見えます。視力の良い人には、野田岩が車通りに面した角地にあることが分かるでしょう。
なお、もしも自動車で来ている場合は、曲がってはいけません。一方通行の道路で進入禁止です。
ここまで来たら、あと二、三分です。うなぎは走って逃げたりしません。
たとえ閑静な通りであっても、急いで転ばないように注意しましょう。
そういえば閑静ですけれども、道路の左側に見えるビルには警備会社が入っています。マンションもあるし、寂しいという感じはありません。
ただし本当に、車には注意しましょう。一方通行で向かい方向からやって来るだけとはいえ、その分だけスピードを出す可能性があります。
画像の楕円形の部分では、若いお嬢様たちを隠しています。何かを探していたために道路の真ん中へ出ていたようですが、あまり感心できる話ではありません。
浜っ子を装うならば、我が家の奥さまのように、このような場所でも慎重に振る舞うようにしましょう。
そしてようやく、通りの反対側に横浜の野田岩本店が見えてきます。あとは呼吸を整えて、冒頭画像に写っているような「麻布 野田岩」の暖簾をくぐるだけです。
おつかれさまでした。ここまでの所要時間は約8分です。
まとめ
以上が横浜の野田岩本店へ最短時間で到達するためのルートです。
ちなみに横浜市営地下鉄の9番出口から地上に出て、川沿いを歩くルートも存在します。
こちらは距離的には少し歩きますが、信号を渡る必要がありません。それはそれで、良いルートだと言えます。
本店の鰻重は、それはそれは大変に美味しいです。
同じ横浜の天然うなぎ「しま村」に比べると小骨を多く感じますけれども、江戸前の特徴である「ふわふわでトロトロ」は野田岩の独壇場です。
麻布の野田岩の五代目は「豆腐のように柔らかいうなぎの蒲焼」を目指しているとのことですが、こちらもヒケを取りません。
心ゆくまで、うなぎの蒲焼を堪能することができます。ありがたいことです。
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記事作成:よつばせい