串焼きのウナギと蒲焼を横浜で堪能する

焼肉ではありませんけど、ウナギも各部位を活用した料理が可能です。
そんな訳で、「ウナギの串焼き」も存在します。
美味しんぼの第80巻「驚きの日本味!」でも、ウナギの串焼きを扱っています。
モデルとなるお店は、東京都中野区にある鰻串焼き「川二郎」です。
この後で店主は川二郎を甥っ子に譲り、現在は味治(みはる)というお店を営業しています。
ただし味治でもウナギの串焼きを楽しめるのですが、残念ながらそちらも東京都中野区で営業されています。
そこで今回は横浜でも鰻の串焼きを提供している「しま村」を紹介させて頂くことにします。
しま村のこだわり
しま村は横浜を拠点とする良い鰻専門店です。ウナギの蒲焼は素晴らしいです。
さてそんな「しま村」ですが、5種類の串焼きを販売しています。ヒレ、カブト、つくね、レバー、肝焼きです。
もちろん腕利きの職人さんが働いているという点は見逃せませんが、その他にも特徴があります。
これは横浜の日吉高田店の表札ですが、「天然うなぎ」を強調しています。
もとも島村初代社長の淡水魚好きから鰻の蒲焼のお持ち帰り販売へ発展し、最後は店舗まで構えました。そんな島村氏が中心人物とせいか、お店も目立ちません。
これが有名な「しま村」本店の入口です。簡素でアッサリとしています。
しかし… 実はこの入口、表通りからは見えません。こちらは裏通りから表通りを見た画像ですが、この真ん中あたりに、上記画像のような建物入口が存在します。
なんだから細長くて、ウナギの寝床などを連想してしまいそうです。ちなみに2Fもあるので、かなり広めです。少なくとも青葉台の駅前店よりは大きいと言えるでしょう。
ちなみに青葉台の駅から徒歩3分のところに青葉台店は、通りから入口が見えます。ただしこちらも細長い道が続いており、なんだかウナギを連想させます。
「しま村」の名誉のために申し上げておくと、一風変わったこだわりがあるのは、入口部分だけです。
こちらは横浜の日吉高田店ですが、モダンな和風に仕上がっています。居心地の良い高級感で、ここで昼寝することも可能です。
(どうやら食事を待っている間に寝たらしい)
青葉台店も同様であり、財布さえ許せば「行きつけの食事処」としたいところです。
いざ串焼き
肝心の串焼きに入りましょう。
2020年9月5日に日吉近くの高田本店を訪れた訳ですが、なんと5串全てを注文することが出来ました。
初めての訪問だったので、果たして自分が幸運だったのかどうかは分かりません。
しかし平日である2020年8月21日(金)に「しま村」青葉台店を訪問した時は、カブト焼き、ヒレ焼き、肝焼きしか注文できませんでした。
そう考えると、ラッキーだったのかもしれません。
おまけにヒレ焼きは、ウナギ独特の匂いで困ることなくて最高でした。
肝焼き
しま村で最も注文しやすいのが肝焼きです。2020年8月16日(日)に東急百貨店たまプラーザ店を訪れた際は、肝焼きも販売していました。
ぱっと見た感じですが、美味しんぼ80巻と同じように、レバーは取り除かれています。美味しんぼだと苦みがあるとのことであり、藤沢みのるの肝焼きも苦みがあります。
しかし「しま村」の肝焼きはエグみというか、苦みが全くありません。たしかに下処理が完璧で、そのおかげで苦みが消えているような気がします。
レバー焼き
お次が注文するのが難しいレバー焼きです。ウワサ通りの美しさでした。おまけに臭みは一切ありません。
胆嚢(苦袋)がないのが良いのかもしれません。
食べた感じでも、焼き鳥のレバーとは全く異なります。ちょっと変わったお肉をいただいているようで、また食べてみたいところです。
ヒレ焼き
実は今回の注文で、まっさきに食べたのがヒレ焼きです。ニラとかアスパラに巻かれています。
ここら辺は職人さんの違いが表に出てくるようで、あまりアタリだった経験がないのですが、今回は本当に上手に仕上がっていました。
コラーゲンが豊富な部分なのですが、関西だと腹開きなのでウナギ本体に付属しています。関東は背開き(腹切りは関東では宜しくないらしい)なので、ヒレ部分が余るという算段です。
これも機会があったら、「しま村」以外のお店でも買ってみたいところです。
つくね
歯ごたえがあって良いです。
胸肉を使っているおかげでしょうか。鰻の旨味があるのに、歯ごたえがあります。最初は自分でも、いったい何を食べているのか分からなくなる時がありました。
ウナギの風味はあるんですけど、どの部位を食べているか本当に分かりません。
5本の中で、最も謎の多い串だと言えるでしょう。
カブト焼き
ウナギの頭を圧力釜で炊き上げます。
ポクポクになって、美味しく頂くことが出来ます。私が鰻の串の中で、最も気に入っているメニューです。
美味しんぼでは、エラだけを串にしたメニューも紹介されています。
それはそれで美味しそうですけど、エラも含めて全て食べるというのは豪快で楽しいです。
鰻の頭は半助といって、半助豆腐なども有名です。
でも全て食べることが出来て、骨を柔らかくするのに梅干しなどで煮込まずに済む圧力鍋は偉大です。
見た目は最もアレですけど、私はこれからも食べ続けることでしょう。
まとめ
「しま村」の串焼きは以上です。
5種類ではあるけれども、いろいろと楽しむことが出来ます。
それに紹介をわすれましたが、鰻蒲(うなかま)が二切れも添えられています。これはウナギの蒲鉾(蒲鉾)で、さすがは魚料理だと感心させられます。
電話で予約する時は、この5本セットも予約しておきたいところです。
それでは今回は、この辺で。ではまた。
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記事作成:よつばせい