横浜野田岩のウナギのタレで、楽しい昼ご飯を

横浜野田岩のタレ

人間というのは不思議な生き物で、「楽しいと思えば本当に楽しくなる」存在だったりします。

今日はウナギの蒲焼は無かったけれども、それでも大満足な昼飯を楽しむことが出来ました。

つまり「野田岩のタレと奥サマは素晴らしい」という結末ですが、まあ順を追って説明させて頂くことにします。

ウナギのタレご飯

実はインターネットを検索してみると分かりますが、ウナギのタレだけでご飯を食べるのは、かなりメジャーなことです。

さすがにスーパーで販売されているウナギのタレは甘いだけですけど、鰻専門店では半助(鰻の頭)や骨を使って、香ばしいタレを作っています。

醤油と味醂(みりん)に砂糖を加えただけじゃないのです。

というか、横浜野田岩の暖簾分けの本家である麻布野田岩は、「醤油と味醂だけ」とのことです。横浜野田岩にしても説明文から察するに、醤油と味醂だけのように見えます。

いずれにせよ、砂糖の変な甘さはありません。先日は横浜高島屋5F店で「中入り丼」を頂きましたが、かなり醤油が強い感じだったのを覚えています。

(ちなみに野田岩は秘伝のタレの醤油/味醂の比率に拘りはなく、その時代に最も似合ったタレを使う方針なのだそうです)

https://bike-neko.com/unagi/?p=226/

そして今日は冷蔵庫を漁っていたら、横浜野田岩のタレが出て来ました。

横浜野田岩のタレ

「しま村」や川口水産と異なり、藤沢みのるのように汎用ボトルに小分けになっているだけです。商売っ気がないというか、店舗売上に重点を置いているからでしょうか。

ちなみにどうして私がタレを持っているかというと、横浜野田岩は横浜高島屋横浜地下食品店街に「お持ち帰り蒲焼」や「弁当」を販売する店舗を構えているからです。

https://bike-neko.com/unagi/?p=192/

そのお店で蒲焼を購入した訳ですが、タレが余っていた訳です。それで冒頭画像のように、ウナギのタレご飯を食べることした訳です。

いざ食事

さて冒頭画像に言及しましたが、なぜかカキフライも写っています。これは心優しき奥さんが、譲ってくれた為です。

そういえば今回はサンマの蒲焼(缶詰)に登場して貰うつもりでしたが、それは奥さんが食べてしまいました。ちょうどバランスが取れていると言えそうです。

(決して奥さんを恨んでいるとか、カキフライが貰えて当然なんて、夢にも思っていません)

ともかく、既に12時45分で昼休み休憩時間となっていました。昼休みは45分なので、さっそくご飯を頂きます。

… タレだけのご飯だけですけど、「美味しい」です。ウナギの香りがするので、タレだけとは思えません。

それに横浜の店舗では醤油が強めであるような気もしましたけど、ご飯だけだと丁度バランスが良いです。

これがスーパーで販売したタレだとフリカケも使わざるを得ませんでしたけど、さすがは鰻専門店で使用されているタレです。

ウナギのタレご飯

ご覧の通り、あっという間にご飯は消え去ってしまいました。タレはちょうど良い量だったみたいで、キッチリと残さず使い切りました。

そういえば作家にはウナギの蒲焼とご飯を別々に食べる人もいるそうです。そう考えると、カキフライも自然な感じで食べることが出来ます。

もはやこれは、立派な昼飯のメニューと言えるでしょう。先日は「しま村」でタレを購入することなく帰宅しましたが、ちょっと勿体ない気持ちになって来ました。

(ちょうど奥さんが青葉台へ出かけましたけど、さすがに「タレだけ買って来て」とは頼めません。私はガサツ者なので、平然とタレだけ購入できますけど)

ともかく、大満足のメインディッシュです。そしてデザートには、トマトを頂くことが出来ました。

鰻重のデザート

昨今のご時世で在宅勤務となっており、このように充実した昼ご飯を楽しむことが出来ました。

そういえば「しま村」では、デザートは「美味しんぼ」第3巻に登場した和菓子のような葛餅ダンゴでした。あれは少々、私には甘過ぎました。

今回のように、トマトの方が満足できます。さすが奥さまは、長い付き合いだけのことはあります。

振り返り

さて以上のように充実した昼ご飯でしたが、残念ながら宿題事項が生じてしまいました。

実は横浜野田岩は、昔は横浜高島屋の8Fにも存在しました。20年くらい前には特別食堂が存在しており、そこで野田岩も販売していたのです。

ただし現在の8階のレストラン街(ローズダイニング)をオープンする際に見直し、5Fに集約したという訳です。

仲間内で本件が話題になった時、先輩から「日本高島屋店には現在も特別食堂が存在するので、ぜひ行ってみるように」との下知が下りました。

ちなみに特別食堂に言及したのは、例の鰻の達人である友人Aです。しかし彼は甘口が好きで、昔の横浜野田岩のタレでないとイヤだと言います。

(「とかく辛い(醤油辛い)」とのことです)

鰻好き友人Bは、「鉄な人」です。旅行を兼ねる地方遠征であれば馳せ参じるでしょうけど、日本橋には意欲が湧かないとのことです。

と、いう次第で、残るは私だけという次第です。これは機会あり次第、日本橋にある高島屋へ赴くしかありません。

と、いう訳で、有難迷惑かどうかはさておき、ウナギの蒲焼を食べに日本橋高島屋へ赴くという宿題を持つ羽目になったのでした。

まとめ

さすがは横浜という地方都市とはいえ、鰻専門店です。タレだけでも十二分に、ウナギ気分を楽しめることが分かりました。

しかし考えて見ると、大阪のそごうも閉店という話を聞きました。

昨今のご時世だと、のんびりしていると予想外の事態になりかねません。

これは少々危険を冒しても、日本橋高島屋へ赴いた方が良さそうです。

(先輩が遠征費を出して下さるなら、迅速に行動するのですが… ちなみに日本橋高島屋は麻布野田岩です。噂によると、70歳以下の客は皆無だとか)

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:よつばせい