書評

【コスパ重視】「メモの魔力」や「魔法のノート」用の手帳(モレスキンなど)

こんにちは、四葉静です。

手帳やノートというのは本当に不思議な存在です。

ほんのちょっとした使い心地の違いで、メモやノートを取る量や質が大きく変わってしまいます。

本気で「前田裕二氏オリジナル版モレスキンのクラッシックノート」を100冊購入したい気持ちに駆られたこともあります。

しかし一家の主としては、「35万円(税抜き)」(2019年8月5日時点)という予算を認可することはできません。

あらかじめ線が引かれていて便利ですけど、高額な超高級ノートです。数冊が限界です。

今回はそんな同志のために、私が編み出した妥協策を紹介させて頂くことにします。

ちなみに私の場合の現時点での最適解は、「モレスキンのラージサイズ」と「B5版サイズのカバー付きノート」を併用するのがベストとなっています。

外側だけモレスキン

まず最もインパクトがあって、最も手間と時間が必要となる方法を紹介しましょう。

それが「外側だけモレスキンを利用して、中身はコクヨの方眼ノートを利用する」という方法です。

一見しただけでは、モレスキンのノートと区別するのは困難です。

しかし方眼ノートは80枚(160)ページということもあって、214ページのモレスキンよりも若干薄いです。

それからモレスキンの少しベージュ色っぽい紙と異なり、真っ白な紙です。

大体この二点から、”前田裕二氏オリジナル版モレスキン「メモの魔力」ノート” と区別することができます。

上記の画像のように、モレスキンのノート(ハードカバー)に合わせて、A5サイズのコクヨ方眼ノートをカッターナイフでサイズ調整します。

そして出来上がったノートを、両面テープを使って固定します。

ちなみにこのノートカバーは、何度も再利用することになります。そこで簡単に着脱できるように、カバーとノート本体の1面あたり、4-6か所で貼り付けるのが良いです。

そうそう、ノートカバーはモレスキンのダイアリーを利用しています。

例えば去年のウィークリー版ダイアリーは144ページなので、コクヨの方眼ノート(80枚)を利用するのに丁度良い厚さです。

おまけにダイアリーは季節が過ぎると、叩き売りされることが多いです。

今回利用しているモレスキンのラージサイズのハードカバーは、2018年向けダイアリーを500円で購入しました。(2019年4月27日時点)

実はハリーポッター柄の2019年向けダイアリーも手元にあるので、本当に「魔法のノート」を製作することも可能です。(^_^;)

カッターナイフで横幅を減らしたり、角部分を面取りするなど手間と時間が必要になりますが、満足度は高いです。

これで上手くすると、10倍くらいはコストパフォーマンスが向上します。

私も月に1冊以上のペースでノートを消費しているので、なかなかお財布に優しくて嬉しいです。

(それでも100冊で3.5万かかりますけど)

コクヨのカバーを改善

さてお次は、もう少し常識的な方法です。

コクヨからはオシャレなノートカバーが販売されており、それを利用するのです。

A5サイズ用やB5サイズ用が販売されており、普通の大学ノートをそのまま利用することが出来ます。

せっかくのノートを、カッターナイフで削り取る必要もありません。貴重な時間の節約にも繋がります。

ただしこのノートカバーには、さすがにモレスキンのハードカバーのような強度はありません。

そこで下記の画像のように、厚紙を最初と最後のページに貼り付けて、机上以外の場所でもメモやノートを取りやすくなるように “改造” します。

こう書くと大変そうに想像されてしまいそうですが、大したことありません。

こちらも厚紙1枚を、6か所の両面テープで固定します。

厚紙の分だけ本来のノートよりも重くなってしまいますが、この厚紙のおかげで書き心地が大幅改善します。

たとえ机上だけでノートを使うにしても、この厚紙が下敷きのような役割を果たしてくれます。

おかげでコクヨのノートカバーだけでは生じてしまう、「冒頭/最後の数ページの段差による使いにくさ」を防ぐことが出来ます。

それから無駄な部分が生じないので、地球にやさしい点が嬉しいです。

こちらの記事のように、本来的には「メモの魔力」や「魔法のノート」はB5サイズ以上が嬉しいです。

これはモレスキンの場合にはXL(エクストラ・ラージ)に相当しますが、こちらのサイズは 19cm x 25cm です。

B5サイズよりも縦幅が小さい代わりに、横幅が1cmほど大きいです。このためにモレスキンの中身をコクヨ方眼ノートに入れ替えようとすると、A4サイズ方眼ノートをモレスキンXLサイズ用に切り取ることになります。

捨てる部分が大量に発生するので、地球にエコだとは言えません。

そういうこともあり、今の私はモレスキンのラージサイズとコクヨのB5版ノートを持ち歩いています。

マルマン等はイマイチ

そういえば試みとして、マルマンのビジネス向けノートカバー(ノート付き)を購入してみました。結果はイマイチでした。

画像だと分かりにくいのですが、いかにも「ビジネス向け手帳」という雰囲気が強くて、逆に仕事する意欲が減退します。

コクヨでもビジネス向けノートカバーを販売しているのですが、これらは「魔力」とった要素が皆無です。

それから中身のノートなのですが、横罫が太くてビックリします。こちらに意識を取られてしまい、メモやノートに集中することが難しいです。

それから試してみたいと思った最大の動機は「先ほどのノートカバーよりもコンパクトな仕様」という点だったのですが、これは期待外れでした。

ノートカバーはノートを開いた時にスライドするようになっており、期待していたようにコンパクトには使えないことが分かりました。

ノートカバー付きA5サイズだと電車内で開いた時に迷惑かかりそうな気がしたのですが、このノートカバーでも難しいことが判明しました。

まとめ(私の場合)

そんな訳で、私の場合の現時点での最適解は、「モレスキンのラージサイズ」と「B5版サイズのカバー付きノート」を併用するのがベストとなりました。

「A5版サイズのカバー付きノート」を使うのも悪くはないのですが、携帯性が今一つです。

それにA5版サイズを使うのであれば、B5版を使った方が良いです。

ここら辺は、使う人の環境次第ですね。

それにしてもハードカバーのノートって、どうしてこんなに高価なのでしょう。Amazonのノートにしても、高価過ぎて手が出ません。

(ロフトでの叩き売りにしても、数百円が限界です。数十円だと嬉しいのですが…..)

本エントリーをお読み下さった方々が、今回の情報を元に満足な結果を得られることを願っています。

それでは、また。